BOPISが「ニューノーマル」になるなか、モバイル端末によるバーコードスキャンが小売業を支える

執筆:Steve Cunningham(Scanditリテールソリューション部門担当ディレクタ)

新型コロナウイルス感染症が世界的に流行する前から、アメリカのH-E-Bのような小売業者はすでに非接触による顧客エンゲージメントの拡張に着手していました。現在、多くの小売業者は計画を前倒しして、お客様との物理的な接触が少なくなる未来に備えています。

Retail TouchPointsは、私たちの多くが強く感じていることを伝えています。それは、買い物客がますます、当然のことながら公共の場に行きたがらなくなっているということです。Placer.aiのデータによれば、パンデミック発生時に消費者が買いだめに走ったことで利益を得た大手食料雑貨店では現在、新しい安全対策の整備に伴い、店内トラフィックが大幅に減少しています。

BOPIS(Buy Online Pick-up In-Store/ネット注文・店舗受取)は「クリック&コレクト」とも呼ばれていますが、混雑した食料雑貨店や長蛇の列、空の棚に代わる魅力的な選択肢となっています。新型コロナウイルス感染症の世界的流行への懸念が頭にある限り、eコマースは食料雑貨店のお客様が安全性とソーシャルディスタンスを念頭に置いて買い物ができる望ましい方法となるでしょう。

コロナ禍の渦中でお客様のBOPISに対する需要を満たすため、食料雑貨店は在庫補充とオーダーフルフィルメント(注文履行)を重視するようになっています。これにより食料雑貨店はオーダーピッキングやカーブサイドデリバリのために数千人の臨時スタッフを雇用して、こうしたオンラインでの食料雑貨の注文に対する需要の急増に対応しています。

小売業者が直面している課題は、この臨時スタッフにデバイスを支給して、オーダーピッキングのプロセスで確実かつ迅速に商品をスキャンできるようにすることであり、スマートフォン型のモバイルスキャンは簡単で拡張性の高い選択肢となっています。

まずは従業員にスマートフォン型バーコードスキャン機能を装備

シームレスなBOPISオペレーションによって、お客様は必要な商品を迅速かつ安全に入手できます。現在、小売業者はスキャンディットのスキャンソフトウェアをスマートデバイスのモバイルアプリに簡単に統合できるため、専用のハードウェア型端末を用意しなくても、既存従業員や新入りの従業員が注文を履行できます。

お客様は自分のスマートフォンを使って安全に注文品をカーブサイド(道路脇)で受け取り、新しく開発されたスキャンディットのウェブアプリを使用して非接触型配達証明プロセスを完了できます。

スキャンディットのソリューションにより、エンタープライズ要件を満たすデータキャプチャソフトウェアを会社所有または従業員所有のスマートデバイスに迅速に導入して(BYOD:私有端末の業務利用)、店内ピッキングを拡張できます。

このアプローチの利点は多方面にわたります。小売業者にとって低コストのスマートフォンを確保することは、高価な専用の端末を調達するのに比べて簡単かつ安上がりです。安価なデバイスを複数台保有することで、食料雑貨店では業務の拡張や縮小が可能になり、従業員がデバイスを共有する必要もなくなります。また高性能なスキャン機能により、従業員が迅速に注文を履行できます。

このショートビデオでは、小売業者がオーダーピッキングのプロセスにおいて、スキャンディットのテクノロジーを搭載したスマートフォンを使って、エンタープライズ要件を満たすバーコードスキャンを実現することにより達成されるシームレスな効率化を示しています。

BOPISが当たり前となる「ニューノーマル」に向けて

多くの小売業者は、すでにBOPIS(クリック&コレクトやカーブサイドピックアップ)がお客様にとって望ましいショッピングスタイルとして好評を博していることを知っています。Adobe Digital Insights(ADIによれば、BOPISは2018年の年末ホリデーシーズン中に前年比50%増となっています。特にHome Depotは、ピックアップロッカーのスペースをつくるために店舗を改装し、BOPISに向けて包括的な全店規模のアプローチをとっており、2018年にはオンラインでの売上の48%がBOPISを利用していました。

BOPIS選好の高まりがすでに顕著な傾向となり、コロナ禍を踏まえて消費者がより安全な非接触型のショッピングスタイルを強く求めているなか、BOPISという選択肢を持たない小売業者はそれを開発すること、また、試験的なBOPIS導入計画で緒についたばかりなら、よりしっかりした拡張性の高い計画を策定することが急務となっています。スキャンディットはその実現をサポートできます。

コロナ禍対策、迅速にスキャン機能を統合するためのテクニカルサポートを提供

コロナ禍に対応する小売業者を支援するため、スキャンディットは臨時テクニカルサポートを提供して、エンタープライズ要件を満たすバーコードスキャン機能を従業員が操作するモバイルアプリに迅速に統合できるようお手伝いします。

あらゆる小売業者がいますぐ緊急の断固たる対策を講じてeコマースの需要増に対応し、適切なソリューションを導入できるよう支援したいと考えています。スキャンディットのソリューションコンサルタントは、各企業のITチームと協力しながらスマートフォンによるスキャンソリューションへと迅速に移行し、BOPISプロセスを実現することができます。

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