ユーザエクスペリエンスの向上に重きを置いたVersion 6.8では、新しいビューファインダ(Viewfinder)スタイルを提供し、ダッシュボードのデザイン変更を行いました。加えてクロスプラットフォームのフレームワークのサポートとID Scanning機能も強化しています。
ビューファインダ(Viewfinder)のデザイン
本リリースに盛り込まれた新しいビューファインダスタイルと、キャプチャフィードバックの強化により、シングルスキャンのユーザビリティが向上します。
アニメーションの使用やサイズ変更が可能なビューファインダは、個々のユースケースや企業ブランディングに合わせて、さまざまなスタイルに設定できます。
新しいダッシュボードレイアウト
ネイティブおよびWeb SDKの両方で新しいダッシュボードを展開します。ライセンスキーのステータスなどの表示レイアウトが改良され、見やすくなっています。また、アナリティクスのデータ可視化機能も向上しました。
Capacitorのサポート
6.8には、Capacitor用Scandit Barcode ScannerおよびScandit MatrixScanが盛り込まれています。これにより、Scanditは主要なクロスプラットフォームのフレームワークのすべてに対応しました。
Xamarin.FormsおよびTitanium
Version 6.xでXamarin.FormsおよびTitanium SDK 9+を利用できるようになりました。よりモジュール化されたAPIを使用してバーコードスキャンの性能向上とサポート機能をすべて享受できます。
Xamarin.Formsプラグインを使用して、より柔軟にXamarin.Formsアプリに統合できるようになりました。
詳しくは移行ガイド(英語)をご覧ください。
ID Scanning – 身分証明書の対象範囲を拡大
ご要望にお応えして、欧米のみ対応していた身分証明書(ID)の対象範囲を拡大し、中南米のIDカード、運転免許証、パスポートを追加しました。該当するものは次のとおりです。
次の国のIDカードおよび運転免許証
- コロンビア
- アルゼンチン
- 南アフリカ
React Nativeへの統合
ID ScanningがReact Native用プラグインに追加されました。これによりスキャンディットのID Scanningを使用して、身分証明書を迅速かつ安全に読み取り、解析できるようになりました