「クリック&コレクト」を安全かつ迅速にスケールアップさせる3つの方法

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「クリック&コレクト」を安全かつ迅速にスケールアップさせる3つの方法

このかつてない時代に、小売業者はとてつもなく大きなプレッシャーを抱えています。

ひとつの課題は、eコマースやオンラインでの注文でクリック&コレクト、宅配、カーブサイドピックアップのニーズが著しく急増していることです。

スキャンディットのスマートフォン・スキャンソフトウェア は、このプロセスを非接触化して、オーダーフルフィルメント(注文履行)のスピードアップと効率化を実現します。

また、ハードウェア型のバーコードリーダー端末をスマートフォンに切り替えることで、TCO(総保有コスト)を2/3も大幅削減できます。

本ブログでは、スマートフォンをもちいたスキャン技術(スマートフォンスキャン)を採用して、小売業者がお客様に効率よく安全にサービスを提供するための次の3つの方法について紹介します。

  1. 店内での注文品の用意
  2. 「クリック&コレクト」、「BOPIS(ネット注文・店舗受取)」またはインターネットで注文した商品をリアル店舗の駐車場で受け取る「カーブサイド・ピックアップ」
  3. 非接触型配達証明

クリック&コレクトの需要が小売業者にもたらした影響

コロナ禍がもたらした変化は広範囲に及んでいます。現在、多くの小売業者は何千人もの臨時スタッフを採用して、急増するBOPISBuy Online Pick Up In-Store/ネット注文・店舗受取)の注文に対処しています。

しかし新しい従業員にとって、短期間で仕事に慣れ、常にソーシャルディスタンスを確保しながらお客様にサービスを提供することは容易ではありません。

また、店側は短期間で業務プロセスに変更を加えて、スタッフとお客様の安全を確保できるようにする必要がありました。例えば、オーダーピッキングやクリック&コレクト注文品の配達・受取場所の特定などです。

スマートフォンスキャンは簡単に実装できる、非接触型でコスト効果の高いソリューションを提供し、短期間で大規模に展開できます。

受注から商品の配達・受取準備まで

大量の受注があるため、従業員がお客様とその注文品を間違えずに簡単に特定できるようにする必要があります。お客様が受け取られる場合でも、ドライバが配達する場合でもそれは変わりません。

これは注文のバーコードをスキャンすることによって実現できます。また、多くの企業 ではカーブサイドピックアップでも宅配でも配達証明が必要とされます。

スマートフォンスキャンが役立つ3つの例

スキャンディットのソフトウェアソリューションは、カメラを内蔵したあらゆるスマートデバイスで使用でき、そのデバイスはエンタープライズ要件を満たすバーコードスキャナーとして利用できます。

また、Scandit MatrixScanを使用すれば、複数のバーコードを同時に読み取り、業務プロセスをスピードアップできます。

さらにMatrixScanは拡張現実(AR)を使用して、スキャンした商品に関する関連情報をデバイス画面にオーバーレイ表示できます。この情報(在庫数量など)は、さまざまなバックエンドシステムから取得可能です。

この商品情報を利用して、従業員に役立つビジュアルインジケータを提供し、短時間で作業を完了するように支援できます。例えば、棚にある適切な注文品がハイライト表示されます。

1. 店内での適切な商品の選択

オンラインショッピングでは迅速なフルフィルメントが要求されます。通常は店舗や大型倉庫で従業員がお客様のために商品をピッキングすることになります。
注文が入ったら、適切な商品を迅速にピックアップすることを目指します。
スキャンディットが提案する店内ピッキングソリューションは次のとおりです。

  • カメラ内蔵のスマートデバイスを使用して棚にある商品バーコードを読み取ります。
  • 適切な商品を素早く特定し、注文リストから消します。
  • またScandit MatrixScanを使用して一連のシーケンスで複数の商品をスキャンすることにより、さらに迅速に作業できます。MatrixScanを搭載したデバイスを在庫品にかざすと、ARオーバーレイにより瞬時に画面上の適切な商品がハイライト表示されます。
  • 適切な商品を選択して確認します。

スキャン対応のスマートフォンアプリを使用すれば、短期間でキャパシティを拡張し、ピーク時のeコマースのフルフィルメント業務にも対応できます。
新しいスタッフや臨時スタッフにお馴染みのありふれたスマートフォンを支給することによって、迅速かつ効率的なオーダーピッキングが可能になります。

2. 「クリック&コレクト」や「BOPIS(ネット注文・店舗受取)」

時間のかかる商品探しを減らしましょう。クリック&コレクトの場合、課題は受け取りや配達に備えて、さまざまな商品の中から適切な注文品をピックアップすることです。
スキャン対応のスマートフォンを使用したスキャンディットのソリューションは次のとおりです。

  • お客様のレシートにあるバーコードを読み取ります(バックエンドシステムから取得することも可能)。
  • お客様が受け取る商品のバーコードを読み取ります。
  • ScanditのARオーバーレイを使用して、スマートフォンのディスプレイで適切な商品をハイライト表示します。

すべての従業員にツールを支給することにより、安全かつ迅速に適切な注文品をピックアップできます。

3. 非接触による配達・受取証明

ソーシャルディスタンスの確保は、新型コロナウイルスの蔓延を抑える主要な予防策のひとつです。従来、配達証明や受け取りのワークフローでは、受取人が従業員のデバイスに触れてサインする必要がありました。これではお客様も従業員も感染のリスクにさらされてしまいます。

スキャンディットは新しい非接触型配達証明ウェブアプリを開発し、お客様が自分のデバイスを使って、引き続きサインおよび受取確認を行えるようにしました。

スキャンディットの非接触型ソリューションは次のとおりです。

  • お客様が自分のデバイスのカメラを使用して、小売業者が提供したQRコードを読み取ります。
  • お客様のスマートフォンで、配達証明機能を備えたウェブアプリケーションが起動します。ダウンロードする必要はありません。
  • 自分のスマートデバイスの画面で配達に対しサインします。従業員のデバイスに触れる必要はありません。

この3つのソリューションのバーチャルデモについては、オンデマンド・ウェビナー「Scale-up BOPIS Quickly and Safely(迅速かつ安全にBOPISをスケールアップ)」をご覧ください。

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スマートフォンでエンタープライズ要件を満たすスキャン性能を実現

スキャンディットはカメラを内蔵したスマートデバイスで、エンタープライズ要件を満たすバーコードスキャン性能で悪条件な読取り環境でも、高速かつ正確に、あらゆる角度からバーコードを読み取れます。

COPEかBYODか

BYODBring Your Own Device/私有端末の業務利用)モデルでScanditのテクノロジーを利用する場合は、使い慣れたデバイスであるため、オンボーディングも短時間で済みます。このスキャンソフトウェアは、従業員でもお客様でもモバイルアプリに簡単に統合できます。また、2万以上のスマートデバイスモデルで高度なスキャン性能を提供できるため、臨時スタッフのスマートフォンに迅速かつ簡単にアプリを導入して使用することができます。

あるいは、COPECorporate Owned Personally Enabled/会社支給端末の私的利用)スマートフォンを使うことも可能です。一部の小売業者は、会社支給デバイスによる導入を大規模展開して、オプションで私的利用を付けることにより、最適な選択肢を提供しています。

この方法は高品質のユーザエクスペリエンスを実現しており、オプションとして、場合によっては従業員がそのデバイスを私的目的に選択(して使用)できます。

バーコードスキャンソフトウェアを利用している小売業者

多くの小売業者はすでにScanditのソリューションを採用して、BOPISやカーブサイドデリバリといったサービスを提供しています。特筆すべき2つの例を紹介します。

Instacart

Instacart15,000店舗と提携している米国の食品配達サービスです。お客様の注文は、5万人を超えるパーソナルショッパからなる専用コミュニティによって代理購入および配達されます。

InstacartのショッパはInstacart Shopperアプリを自分のモバイルデバイスにダウンロードし、注文品の受付、代理購入、配達を行います。

現在、Instacartでは5万台を超えるアクティブデバイスでアプリが動作しており、これにはScanditBarcode Scanner SDKが使用されています続きはこちらでお読みください

Farmdrop

Farmdropは英国を拠点とするオンライン食品マーケットプレイスで、消費者と地域の中小規模農家および生産者をつないでいます。Farmdrop1日平均約5,000点の商品を処理しており、8台のトラックに振り分けて8人のドライバが配達しています。

Farmdropはモバイルアプリを開発し、ドライバがトラックからの積み下ろし作業時に商品と木箱のバーコードをスキャンできるようにしました。

これにより、適切な注文品をトラックに積み込み、対象のお客様に配達できるようになりました。このアプリでは、ドライバ用の自動配達証明(PoD)ワークフローも利用できます。

「スマートフォンを使ったバーコードスキャンなら、サードパーティベンダの専用ハードウェアプラットフォームを使用するよりもコストをはるかに削減できます。専用スキャンハードウェアは設備投資が高くつき、継続的なカスタマサポートも必要になります」とFarmdropCTOであるSven Poppelmann氏は述べています。

このケーススタディの全文はこちらでお読みになれます。


「ニューノーマル」で小売業者に必要とされるもの

ニューノーマル以降、小売業者とその顧客には安全で信頼性が高く、簡単に実装できるシステムが必要とされます。

小売業者はスマートデバイスでモバイルアプリにスキャンディットのスキャンソフトウェアを簡単に統合できるため、専用のハードウェア型端末を用意しなくても、既存従業員や新入りの従業員が注文処理を履行できます。

またスキャンディットのサポートにより、お客様はオンラインで購入して店舗で受け取り、非接触のプロセスで注文品の受け取りと受取確認を行えるようになります。

シームレスなBOPIS業務によって、お客様が必要な商品を迅速かつ安全に入手できます。

現状がもたらした変化への対応をスキャンディットがどのようにサポートできるか、詳しくはこちらをご覧ください

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