Scandit 6.9のリリース – 検出機能、ユーザビリティ、ほか
| 製品リリース

Scandit Barcode Scanner 6.9のリリースでは、新しいバーコード選択オプションや1次元および2次元バーコード検出機能など、特にバーコードスキャンのユーザビリティと検出機能に重点を置きました。
また、XamarinおよびCapacitor 3.0といったフレームワークのサポートを拡張しました。
新しいバーコード選択機能
6.9にはAndroid用Barcode Selection APIが盛り込まれており、カメラプレビューに複数のコードが表示された場合に簡単に1つのバーコードをスキャンできます。次の2つのバーコード選択オプションがあります。
- Aim to scan(照準を合わせてスキャン):目的のバーコードに照準ビューファインダを合わせ、任意の場所をタップして確定するとスキャンできます。
- Tap to Scan(タップしてスキャン):ビューファインダにハイライト表示されたバーコードから簡単に選択できます。
iOS用ベータ版Barcode Selectionもリリース済みで、Barcode Selectionは現在、iOSおよびAndroidプラットフォームのいずれでも利用できます。
新しい2次元バーコード検出機能
2次元バーコードの検出機能を強化しました。これは6.7における1次元バーコード検出機能のアップデートを拡張したものです。
主な性能向上は次のとおりです。
- 読み取りにくい角度での性能が向上
- 検出速度が向上
- 長距離スキャン性能が向上
Capacitor 3.0のサポート
Ionicの最新リリースを受けて、スキャンディットはCapacitor 3.0をサポートしました。最新ドキュメントはこちら でご覧になれます。
Xamarin.Forms用MatrixScanおよびパーサ
Xamarin.FormsでスキャンディットのMatrixScanとパーサを利用できるようになりました。これによりマルチコードスキャン機能をアプリに統合できます。また、スキャンしたデータをすぐに解析できるため、ユーザが必要な情報を簡単に入手できます。
Xamarin.iOSおよびXamarin.Android用ID Scanning
ID ScanningワークフローをAndroidおよびiOSアプリに組み込んでプロセスを高速化できます。Xamarinアプリで顧客データ入力や年齢確認、アクセス認証など、身分証明書データのスキャン、ローカル解析、暗号化をミリ秒単位で実行できます。