スキャンディット、米CB Insightsが選ぶ 「2022 Retail Tech 100」に選出

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スキャンディット、米CB Insightsが選ぶ 「2022 Retail Tech 100」に選出

 ―Smart Data Captureの導入、小売事業のあらゆる側面の自動化やデジタル技術を活用した
実用的なインサイトの提供で小売業界を変革してきたスキャンディットの功績を評価―

米投資情報提供会社、CB Insights(本社:ニューヨーク、CEO:Anand Sanwal)は本日、Smart Data Captureのグローバルリーダーであるスキャンディット(本社:チューリッヒ、CEO:Samuel Mueller)をRetail Tech 100に選出しました。これは、世界で最も有望なB2Bリテールテック企業100社のランキングを発表するものです。

今回の発表に先立ち、スキャンディットはシリーズDの資金調達を行い、企業評価額が10億ドルを超える欧州で最も新しいユニコーン企業の一つとなりました。

2022 Retail Tech 100は、自動配送やショッピングのハイパーパーソナライゼーションといった13種類の部門で小売業界の技術変革を推進しているスタートアップ企業や未来のマーケットリーダーを対象にしています。スキャンディットのSmart Data Captureプラットフォームは、コンピュータビジョン、機械学習、拡張現実(AR)を利用しており、CB Insightsによる今年のランキングではその革新的なテクノロジーが評価されました。

CB Insightsのインテリジェンスユニット担当上級副社長であるBrian Lee氏は、次のように述べています。「どのような視点から見ても、この1年はリテールテクノロジー業界にとって飛躍の年でした。業界全体で資金調達が急増し、食料品の即時配達からサプライチェーンテクノロジーまで、小売のあらゆる側面に関わる企業が事業を拡大しました。小売業界の情勢が変化するなか、Retail Tech 100に名を連ねる企業が引き続きどのように消費者の買い物の仕方を変革するのか楽しみにしています。」

スキャンディットのCEOであるSamuel Muellerは、次のように述べています。「スキャンディットは、コンシューマー、ビジネスパーソン、そして企業の日常を変革し、高度にパーソナライズされた体験の提供と小売業者のデジタルトランスフォーメーションを実現するというビジョンを掲げています。CB Insightsのランキングに選出され、マーケットリーダーとして注目されるのは、とても喜ばしいことです。当社のSmart Data Captureプラットフォームを利用すれば、労働力不足、顧客からの期待の高まり、オムニチャネルの拡大など、小売業界が現在抱えているさまざまな課題に対応することができます。」

また、「私たちが暮らしているこの世界では、小売企業などの多くの企業は外的要因による影響を受けやすく、社会の変化に迅速に対応しなければなりません。スマートデバイスに搭載されているスキャンディットのコンピュータビジョン、人工知能、機会学習の技術は、小売業者がそのような変化に適応する支援をします。また、当社の技術で現実世界とデジタル世界を一体化させることで、企業のプロセスを強化して効率を高め、働く人の業務をシンプルにし、店舗での魅力的なカスタマーエクスペリエンスを実現します。」

CB Insightsの調査チームは、実証にもとづく調査手法により、特許活動、取引関係、投資家プロファイル、ニュースセンチメント分析、CB Insights独自のMosaicスコア、マーケットポテンシャル、市場勢力図、チーム力、技術の革新性といった複数の要素にもとづいて、応募・推薦された7,000社以上からRetail Tech 100を選出しました。MosaicスコアはCB Insightsのアルゴリズムをベースとしており、民間企業の全体的な健全性と成長の可能性を評価して、企業の勢いの予測をサポートします。

スキャンディットは米国の食料品販売企業上位10社のうち8社を顧客に持ち、Sephora、Levi Strauss & Co.、Carrefour、Decathlonといった一流の小売企業からも信頼を得ています。実用的なインサイトの提供とプロセス全体の自動化により、コンシューマー、ビジネスパーソン、企業を支援しています。スキャンディットのSmart Data Captureプラットフォームを利用することにより、比類ないスピード、精度、インテリジェンスで、バーコード、テキスト、ID、オブジェクトからデータを読み取り、スマートデバイスと実際の品物を連携させることができます。

2022 Retail Tech 100で店舗運営・分析部門に選出されたスキャンディットは先日、新商品ShelfView(シェルフビュー)を発表しました。ShelfViewは、小売業者の商品棚管理をデジタル化するスマートなデータキャプチャ・分析ソリューションです。Shelfviewを活用することで、小売業者が商品棚の状況をより明確に把握し、店舗での価格設定、販売促進、在庫管理を改善できます。既存のモバイルデバイスや自動フロアスクラバーに搭載し利用することで、よりインテリジェントで効率的な店舗運営を実現できます。

2022 Retail Tech 10の詳細は、Retail Tech 100ランキングのウェブサイトをご覧ください。

スキャンディットについて:
スキャンディットはSmart Data Capture領域におけるリーダーであり、「比類のないスピード、正確性そしてインテリジェンスですべてのビジネスパーソンとコンシューマーにSuperpower(超越した力)」を提供します。Scandit Smart Data Captureプラットフォームはスマートフォン、ドローン、デジタルアイウェア、ロボットなどのスマートデバイスで使用でき、バーコード、テキスト、身分証明書(ID)に加え、オブジェクトからもデータを認識して、エンドツーエンドのプロセスの自動化とインサイトをもたらします。

スキャンディットのテクノロジーはハンディターミナルと比較して最大3倍の速さでデータを正確にスキャンし、汚れや傷によって読みにくいバーコードや、光の反射や角度による悪条件下でもストレスなくスキャンできます。スキャンディットを活用したイノベーションにより、大幅なコスト削減、従業員の利用定着率と顧客満足度の向上を実現します。スキャンディットは製品トライアル、ソリューション設計、インテグレーションからカスタマーサクセスまで全面的にお客様をサポートします。

イオンリテール、オーケー、東急ハンズ、U.S.M.H、ヤマト運輸、Instacart、Levi’s Strauss、FedEx、NHS(英国国民保険サービス)など、小売、輸送・物流、ヘルスケア、製造業のマーケットリーダー企業がスキャンディットを活用しています。
詳細については、www.scandit.com/jpをご覧ください。

資料
スキャンディットのプレスキットを表示:https://www.scandit.com/jp/press/