MatrixScanとARの性能が向上し、開発者向けの新機能が追加されたネイティブiOSおよびAndroid用Barcode Scanner SDK Version 6.0のメジャー新規リリース

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MatrixScanとARの性能が向上し、開発者向けの新機能が追加されたネイティブiOSおよびAndroid用Barcode Scanner SDK Version 6.0のメジャー新規リリース

執筆: Christian Floerkemeier(スキャンディット プロダクト担当VP兼CTO兼共同創業者)

このたびスキャンディットはネイティブiOSおよびAndroid用Barcode Scanner SDK Version 6.0をリリースし、MatrixScanと拡張現実(AR)の性能向上をはじめ、よりモジュール化された新しいAPIとより充実したドキュメント、改良されたコードサンプルを提供し、ビューファインダのカスタマイズを追加しました。

本リリースはネイティブiOSおよびAndroidを対象としており、CordovaやXamarinといったモバイルフレームワークについては後継の6.xリリースでサポートする予定です。

Scandit Barcode Scanner SDK により、企業はあらゆるスマートデバイスを高性能なデータキャプチャツールに進化させ、あらゆるアプリに抜群のスキャン性能を追加できます。

MatrixScan は、一連のシーケンスで複数のバーコードをまとめて読み取る機能です。これにより数多くのユースケースが実現し、データキャプチャプロセスの効率性と利便性が向上します。スキャンディットの内部テストでは、MatrixScanを使用して棚の25箱を一括スキャンした場合、従来のスキャナに比べて3倍高速にスキャンできました。

ARオーバーレイをアプリに追加すれば、スキャンした瞬間に情報がデバイス画面に表示されます。例えば、値下げや在庫チェックを行う店員がスマートフォンのカメラを棚にかざせば、ビューファインダの商品に作業内容が重ねて表示され、配送ドライバがスマートフォン型スキャナを荷物の山にかざせば、配送指示が表示されます。

MatrixScanとARの性能が向上

MatrixScanが、動いていても拡張現実オーバーレイをスムーズに表示できるようになりました。これは最大100%の高いフレームレートと全般的なスキャン性能の向上によるものです。

上記のビデオでは、低コストのミッドレンジデバイスであるSamsung J7でも、MatrixScanを使用したトラッキングやモーションがスムーズであることが分かります。この性能向上により、Samsung J7などのミッドレンジデバイスをビジネスプロセスに導入し、最小限のハードウェアコストでワンランク上のバーコードスキャン機能を確保できます。

こうした機能強化により、MatrixScanとARに依存する各業界固有のワークフローを従来よりはるかに迅速かつ容易に遂行できます。MatrixScanを使用して複数のバーコードをまとめてスキャンし、ARで情報を商品に重ねて表示することが、ミッドレンジのスマートフォンを使用するプロセスでも可能になりました。

活用例

小売業の棚管理

店員が棚を点検して、値下げや値札貼り替え、在庫チェックなどの作業を行えます。スマートフォンのカメラを棚やひとつの商品にかざすだけで、拡張現実(AR)によりビューファインダの商品に作業が重ねて表示されます。詳しくはこちらのビデオをご覧ください。

ヘルスケアワークフロー全体のイノベーション

患者や投薬の詳細確認、血液バッグの追跡、サプライチェーンの在庫状況の監視など、MatrixScanとARを採用したヘルスケアシステムでさまざまなプロセスを実行できます。詳しくはこちらのビデオをご覧ください。

配達する荷物の仕分け

配送ドライバはスマートフォンを使って複数の荷物をスキャンし、手作業で最も効率よく仕分ける方法を確認した上で荷物を積み込み、配達できます。詳しくはこちらのビデオをご覧ください。

モジュール化したAPIとより充実したドキュメント

Scandit Barcode Scanner SDKに同梱する新しいAPIは、5.x APIの弱点の一部に対処し、構造をよりモジュール化して、後継リリースで容易に新しいデータキャプチャ様式を追加できるようにしました。

新しいAPIでは、Scandit Capture CoreがScandit SDKのあらゆる機能の基盤となります。データキャプチャモジュール間で共有するクラスとインターフェイスを含み、データキャプチャ関連のあらゆる機能の基盤となります。このためバーコードスキャンなどのデータキャプチャ機能は、ひとつのモジュールとして、それぞれ指定のタスクを実行します。

また、より充実したドキュメントを分かりやすいレイアウトで提供し、Scandit Barcode Scanner SDKに関する情報を見つけやすくしました。詳しくはiOSおよびAndroidのドキュメントをご覧ください。

コードサンプルを改良

Scandit Barcode Scanner SDK Version 6.0を初めて使用するお客様には、スキャンディットのサンプルアプリのいずれかを実行することをお勧めします。当社が開発したシンプルなサンプルと高度なサンプルを使用して、バーコードをキャプチャする方法やMatrixScan機能の利用方法を把握できます。シンプルなサンプルであれば迅速に運用でき、高度なサンプルであれば追加設定を利用したり、スマートデバイスをセットアップして最高のユーザエクスペリエンスを実現する方法が分かります。

6.0リリースでは、すべてのコードサンプルを書き換えて、プラットフォーム間でより一貫性のある、使いやすいものにしました。すぐに使えるiOSおよびAndroid用コードサンプルはGithubで一覧できます。

ビューファインダのカスタマイズ

トーチアイコンの非表示/移動やビューファインダの色の選択など、ビューファインダUIを簡単にカスタマイズできるようになりました。また新しいAPIにより、ビューファインダでターゲットスキャン領域を指定しやすくなりました。

Scandit Barcode Scanner SDK 6.0を使用するには

詳しくはリリースノートをお読みください。すでにスキャンディットをご利用のお客様は、ダッシュボードにログインしてください。

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