BYODかCOPEか?
ラストワンマイルのモバイル化

何を重視しますか?
安全性、拡張性、満足度、コスト削減?

コロナ禍を受けて、Smart Data Captureを搭載したスマートフォンがラストワンマイルに新たな価値をもたらしています。そのメリットを最大限に引き出すには、最適な導入戦略を選択する必要があります。一般的には次の2つの選択肢があります。

  • コスト、スピード、拡張性ならBYOD(私有端末の業務利用)
  • 性能と統制、従業員満足度ならCOPE(私的利用も認められた会社支給端末)

BYOD:コスト、スピード、拡張性を重視する場合

BYOD方式では、従業員の私物スマートフォンを業務に利用します。

各自のデバイスでスキャン機能を組み込んだアプリを使用して、配達証明などのラストワンマイル業務を行えます。

企業にとっては投資対効果が高く、ハードウェアの支給やメンテナンスが不要になります。また、季節的なピークや予期せぬ需要増に際しても、デバイスを支給する必要がなく、最小限のトレーニングで迅速に新規スタッフが業務できます。

ただし、業務用デバイスとしての条件を満たす必要があり、利用規定やセキュリティポリシーが必須となります。

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COPE:性能と統制、従業員満足度をバランスよく確保

COPE方式では、会社が業務上必要なデバイスを従業員に支給します。

COPEはいわゆる会社支給端末とは異なり、私的利用が全部または一部認められているため、従業員のモチベーションアップにつながります。

企業としては統制とセキュリティを確保でき、必要な仕様を満たし、ワークフローに合ったデバイスを用意できるためIT部門の負担軽減にもつながります。従業員もスマートフォンを購入する必要がありません。

employee taking pictures with smartphone

考慮すべき点とメリット:
万能の策はない

つまるところ万能の策はありません。各企業のニーズや特性によって意思決定は異なります。

多くの企業は、どちらか一方を選ぶのではなく、ハイブリッド方式を採用しています。部門や従業員グループ、プロセスに応じて異なる導入モデルを採用し、目標とする成果につなげています。

スキャンディットの技術を使用すれば、私物のスマートフォンでも会社支給のスマートフォンでも、エンタープライズ要件を満たすバーコードスキャンアプリを使用できます。

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スキャンディットが配送業者に選ばれる理由

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スキャンディットの技術により、大手配送業者はハードウェア型スキャナーをスマートフォンに置き換えて効率化、TCOの削減、将来のイノベーションに対応するプラットフォームの構築を実現しています。

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BYODまたはCOPE方式で配送ドライバーがスマートデバイスを高性能スキャナーとして利用できます。スキャンディットの技術は2万機種以上に対応しています。

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スキャンディットのエンタープライズ向けサポートは、設計から構築、導入、運用までトータルに支援をしています。

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お役立ち情報

お客様事例:ヤマト運輸様

「EAZY CREW」が使用するBYOD型のスマートフォンで稼働する業務アプリにScandit Barcode Scanner SDKのAR技術を導入することで、ラストワンマイルにおけるトラックへの荷物の積み込み業務をデジタル変革することを実現しました。

ホワイトペーパー: 〜スマートフォン型スキャナにまつわる5つの先入観〜

スマートフォンをラストワンマイルに導入することに関して、いまだに誤解が残っています。本誌では5つの先入観と実態を明らかにします。

お客様事例:La Poste様

La Poste、Scanditのスキャン技術によってオープンソースソフトウェアと比べて55%の配達迅速化と誤配削減を実現