拡張現実(AR)で「倉庫管理スマートフォンアプリ」を進化

サプライチェーンソリューションを提供するAgrippa Solutionsは、倉庫の入荷エリアでパレットの荷札データをキャプチャするスマートフォンアプリの改良に取り組みました。複数のバーコードをまとめてスキャンするスキャンディットの高品質なMatrixScan機能を採用することで、ユーザ企業の作業時間短縮に大きく貢献することができました。

あるお客様は食品雑貨を取り扱う物流倉庫の入荷作業にスマートフォン型のスキャンディットソリューションを採用した結果、以前の方法に比べて、荷降ろしの時間をコンテナ1台当たり30分の時間短縮を実現しました。スキャンディットのソリューションは本当に優れていて、一つひとつのスマートフォンがまるで倉庫端末のようです。おかげで、当社は大きく進化しつつあります。
Agrippa セールス&パートナマネージャ Andre Pedersen 氏

課題

GS1 128バーコードを読み取る機能を既存のAgrippaスマートフォンアプリに追加

ノルウェーに拠点を置くAgrippa Solutions(Agrippa)は在庫管理、物流、小売業向けのコンサルティング/ソフトウェアサービスを提供しています。同社のスマートフォンアプリを使った物流チェーン改善/クレームソリューションにより、物流会社は倉庫で入荷した商品を識別し、情報を取得できます。

積み荷に関する情報はGS1 128バーコード荷札に盛り込まれており、パレット全体のデータとパレットの個々の商品に関するデータがあります。Agrippaのお客様の主な業務要件は、到着時に積み荷が適正かつ良好な状態であることの確認です。破損した商品や誤商品を正確に識別してクレームを入れる必要があります。また検品を行って、商品内容がバーコードの「賞味期限(有効期限)」を過ぎていないことも確認します。

この作業を迅速に効率よく行えるよう、Agrippaはパレットのすべての荷札バーコードをまとめて読み取れる、高性能なバーコードスキャンエンジンを特定する必要がありました。アプリユーザの作業時間の短縮という観点から、それが極めて重要でした。

ソリューション

スキャンディットのBarcode Scanner SDKとMatrixScan-ARをモバイルアプリに統合

当初、Agrippaはオープンソースのモバイルスキャンソリューションに目を向けていましたが、あまりにも低速で、暗い場所では満足のいくパフォーマンスが得られませんでした。加えて、中核となるアプリへのコードの読み取りも困難でした。

AgrippaのCTOであるChristian Svendsen氏は、スキャンディットのソリューションを選択したひとつの理由として「高性能であり、離れた場所でも読み取れること」としています。さまざまなバーコードを、暗い場所でも読み取ることができます。もうひとつの理由は「汚損・破損した『リアル』な荷札のGS1 128コードを難なく読み取れたこと」です。

 

スキャンディットのMatrixScanとGS1解析機能により、倉庫従業員が一連のシーケンスで複数のバーコードを素早くスキャンする様子をご覧ください。

何よりスキャンディットのMatrixScanとGS1解析機能のおかげで、荷札バーコードをまとめて読み取ってすべてのデータをすぐに記録できるようになり、入荷作業の時間を大幅に短縮できました。
Agrippa CTO兼パートナ Christian Svendsen 氏

結果

コンテナ1台当たりの作業時間短縮
30分
入荷作業の1日当たりの人時削減
最大4.5
66枚のパレットのスキャンに要する時間(分)
2分未満

コンテナの積み降ろし作業時間を大幅に短縮

スキャンディットの機能は、SDKを使ってすぐに導入されました。統合した結果、Agrippaは入荷作業人時を1日当たり2.5~4.5時間の削減を実現しました。Svendsen氏は「66枚のパレットを2分以内で、しかも最大50cm離れた場所からスキャンできる」と述べています。

またAndre Pedersen氏は次のように述べています。「スキャンディットのシステムを使っている従業員は機嫌が良いです。コンテナ配達のすべてのパレットを2分以内で、場合によっては大型トラックのなかでスキャンできます。また最大50cm離れた場所からパレットのバーコードをスキャンしており、想像していた以上に汎用性の高いシステムになりました。」

Agrippaとスキャンディットのパートナシップの決定的な成功要因

  • GS1 128コードを読み取れること、MatrixScanにより一連のシーケンスで複数のバーコードを読み取れること。
  • 優れた性能:高速・高精度の読み取り、さまざまな明るさ、距離で読み取り可能。
  • 既存のAgrippaスマートフォンアプリに簡単に統合できること

今後の計画:スキャンディットのセルフスキャン機能とARを小売業者に提供

Agrippaは小売業向けのホワイトラベル・セルフスキャンアプリも開発しており、スキャンすると拡張現実(AR)により商品情報が表示されます。このアプリはクイック検索やセルフチェックアウト、バーコードを読み取るだけで商品情報がオーバーレイ表示されるといった便利な機能を備えています。

このアプリを採用した最初のユーザは、スカンジナビア半島各地に店舗を展開する大手園芸用品店チェーンです。また消費者向けアプリとして開発されていますが、小売店従業員のさまざまな業務にも使用できます。新商品のラベルの印刷から一定の植物に適した室温のチェックまで、あらゆる作業をバーコード読み取り機能とARでこなせます。

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