スキャンディット、Scandit Expressを発表:高度なスマートデータキャプチャ機能を実現するノーコードソリューション

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Scandit Express with an iOS Spreadsheet

Smart Data Captureのリーダーであるスキャンディットは本日、Scandit Expressを日本市場に投入することを発表しました。Scandit Expressは、既存のソフトウェアを変更することなく、スマートデバイスに瞬時にバーコードスキャン機能を追加するノーコードアプリケーションです。ローエンドモデルを含むiOSおよびAndroidのスマートフォンやタブレット上で利用でき、導入までの時間が非常に限られている場合や、開発者のリソースが不足または存在しない場合、アプリケーションを簡単に変更できない場合などのビジネス環境に最適なソリューションです。

スキャンディットの高性能バーコードスキャン機能と高度なスマートデータキャプチャ機能を即座に利用可能なScandit Expressは、企業のソフトウェア統合にかかる時間とコストを削減し、24時間以内の導入が可能です。入力フィールドを持つ既存のネイティブアプリまたはウェブソフトウェア上で利用可能で、モバイルデバイス管理(MDM)やエンタープライズモビリティ管理(EMM)システムを通じて簡単に利用できます。Scandit Expressには、アプリから直接スキャンしたり、スプレッドシートなど任意のアプリケーションやツールにスキャン結果をインプットしたりする機能も含まれています。

スキャンディットの共同創業者でCTOであるChristian Floerkemeierは、次のように述べています。
「データへの容易なアクセスは、あらゆる規模の企業にとって、意思決定においてますます重要になってきていますが、特にリソースが不足している場合、データを効率的に取得することは困難です。Scandit Expressを使用することで、在庫の追跡、商品の再注文、商品情報の検索など、効率的なスキャンを可能にする高度なデータキャプチャソリューションを現場の従業員に提供することができます。社内のITチームによる開発時間を必要とせず、即座に価値を引き出し、従業員から手作業によるデータ入力などの面倒な作業をなくします。」

Scandit Expressには、効率的で正確なデータキャプチャのための高性能なシングルおよびマルチバーコードスキャニング機能だけでなく、MatrixScan Findが追加されました。MatrixScan Findの追加により、現場の従業員は拡張現実(AR)インターフェイスを介して即座に商品を見つけることができ、手作業に比べて検索時間を短縮し、精度を向上させることができます。MatrixScan Findにより、オーダーピッキング、配送、オーダーの梱包など、小売業や運輸・物流業における主要な業務プロセスにおいて、正しい品目を特定するための視覚的な手がかりを提供することで、人的ミスを減らすことができます。

Scandit Expressは、従来の専用デバイスからカメラベースのスキャンへの切り替えを簡素化します。企業は、すでに既存インフラに導入されていることが多いスマートデバイスを活用し、開発への投資をすることなく、ハードウェアの総所有コスト(TCO)を削減することができます。

Scandit Express Find iOS

Scandit Expressは、使い慣れたカメラアプリケーションに似た直感的なユーザーインターフェース(UI)を備えており、最小限の研修で簡単に使いこなすことができます。Scandit Expressでは、シームレスで効率的なバーコードスキャニングのために、デフォルトで3つのモードが有効になっています:
スピードモード: スキャンボタンをタップすることなく、高速で品物を連続スキャンします。
バッチスキャンモード: 複数のバーコードを同時にスキャンすることで、ワークフローを高速化し、スキャンエラーを減らします。
高精度モード: 拡張現実オーバーレイを使用して、多数のバーコードの中から1つを選択してスキャンします(例えば、カタログからの注文を迅速に行うなど)。

Scandit Expressは、小売業、運輸・物流業、製造業、フィールドサービス業などの、あらゆる規模のビジネスに適しています。ノーコードのソリューションとして、社内のITリソースや専門知識が少ない中小企業に特に適しています。すべての企業にとって、一刻を争うプロジェクトや社内のリソースが不足している場合に、すぐに始められるソリューションだと言えます。

スキャンディットについて

スキャンディットはSmart Data Capture領域におけるリーダーであり、「比類のないスピード、正確性そしてインテリジェンスですべてのビジネスパーソンとコンシューマにSuperpower(超越した力)」を提供します。Scandit Smart Data Captureプラットフォームはスマートフォン、ドローン、デジタルアイウェア、ロボットなどのスマートデバイスで使用でき、バーコード、テキスト、身分証明書(ID)に加え、オブジェクトからもデータを認識して、エンドツーエンドのプロセスの自動化とインサイトをもたらします。

スキャンディットのテクノロジーはハンディターミナルと比較して最大3倍の速さでデータを正確にスキャンし、汚れや傷によって読みにくいバーコードや、光の反射や角度による悪条件下、また複数のバーコードでも正確に一括でスキャンできます。スキャンディットを活用したイノベーションにより、大幅なコスト削減、従業員の利用定着率と顧客満足度の向上を実現します。スキャンディットは製品トライアル、ソリューション設計、インテグレーションからカスタマーサクセスまで全面的にお客様をサポートします。

イオンリテール、オーケー、ハンズ、ベルク、U.S.M.H、ヤマト運輸、カルビー、Instacart、Levi’s Strauss、FedEx、DHLなど、小売、輸送・物流、ヘルスケア、製造業のマーケットリーダー企業がスキャンディットを活用しています。
詳細については、www.scandit.com/jpをご覧ください。

【本件に関する問い合わせ先】
スキャンディット広報代理
担当:神谷ひとみ
E-mail: scandit@jspin.co.jp