スキャンディット、小売業者向けにインテリジェントな 棚管理を可能にするShelfViewを発表

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Smart Data Captureのリーダーであるスキャンディットは本日、日本の小売業者向けにShelfViewを発表しました。ShelfView(シェルフビュー)は、リアルタイムで商品棚を可視化し、よりインテリジェントで効率的な店舗運営を可能にするスマートデータキャプチャとアナリティクスソリューションです。小売業者は、高度なコンピュータ・ビジョンテクノロジーに基づき、価格やプロモーションなどの店舗内データを簡単に取り込み、処理することができ、インテリジェンスと正確なリアルタイム情報に基づいてアクションを起こすことができます。

スーパーマーケットなどの取扱商品数の多い店舗に最適な Scandit ShelfViewは、今日の小売業者が直面している問題の原因を突き止めることで、限りなく薄い利益率の解消とコスト最適化に寄与します。人件費高騰や労働力不足、そして益々複雑になる店舗環境下でオムニチャネル・フルフィルメントを実行しなければいけないプレッシャーに対応するため、ShelfViewはミスの原因となっていた目視と手作業によるマニュアル作業を自動化し、店舗スタッフ生産性と利益率を最大化します。

ShelfViewの最も基本的な機能は値札チェックであり、拡張性の高い方法で、小売業者が正しい売価を値札に表示することをサポートします。ほとんどの場合にマニュアル作業で行われている現在のプロセスでは、ひとつの値札チェックに最大5秒かかります。一方 ShelfView は、リアルタイム情報とモバイルデバイスを用いて、1秒以内で値札チェックと売価間違い検出を完了できます。その結果、店舗スタッフが必要とされる修正の通知を即座に受け取ることができ、価格整合性、生産性、売上最適化が促進します。

スキャンディットの共同創業者でCTOのChristian Floerkemeierは、次のように述べています。
「すべての小売企業は、店舗での買い物体験を向上させることがこれまで以上に重要であることを理解しています。小売業者は、ルーティンワークを自動化・簡素化することで、店舗スタッフの効率、価値、エンゲージメントを高めながら収益を最大化することができますが、スキャンディットのスマートデータキャプチャ機能を活用するShelfViewは正確な売価の表示を通して売上を向上させ、これらの目標達成の実現をサポートします。」

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値札チェックの業務効率を高め、コンプライアンスを徹底することで、従業員は面倒な業務から解放され、顧客対応など付加価値の高い業務に注力できるようになります。同時に、従業員の満足度を高め、離職率と関連コストを低減することにも貢献します。

収益と消費者のロイヤリティを高めるには、商品の配置・価格表示・販売促進を正確に行なって、店舗でもオンラインでも一貫性のある体験を提供することが不可欠です。商品棚を頻繁かつ厳密に管理することで、顧客を失うリスクと、会計時に間違った安い価格を提示することによる収益損失リスクの両方を減らすことができます。棚割や取扱商品の変更がより頻繁に行われるようになるにつれて目視と手作業での値札チェックはミスを招きやすくなり、プロモーション終了の遅れや、店舗によってはプロモーションの不履行などの問題が発生しますが、店舗スタッフがShelfViewを活用することで、売上に影響する前に店舗レベルの問題を修正し、計画通りにプロモーションを実施することができるようになります。

ShelfViewは店舗内のインテリジェンスを収集し、多額の追加投資をすることなく、スマートフォンやタブレットなど既存のインフラを活用して小売の店舗管理を向上させます。このソリューションは、どのような店舗形態でもチェーン全体に拡大することができ、既存のオペレーションを妨げることなく統合することが可能です。リアルタイムの実用的なインサイトは、直感的なユーザーインターフェイス(UI)によってデバイス上で処理されるため、従業員への追加研修の必要性を軽減します。

業界をリードする性能を持つScandit ShelfViewは、バーコードスキャニング、光学式文字認識(OCR)、拡張現実(AR)を活用し、正確で効率的な値札および売価チェックを実現します。

スキャンディット ShelfViewの詳細については、こちらのページをご覧ください。

*デバイスとラベルタイプによって動作性能が異なる場合があります。

スキャンディットについて

スキャンディットはSmart Data Capture領域におけるリーダーであり、「比類のないスピード、正確性そしてインテリジェンスですべてのビジネスパーソンとコンシューマにSuperpower(超越した力)」を提供します。Scandit Smart Data Captureプラットフォームはスマートフォン、ドローン、デジタルアイウェア、ロボットなどのスマートデバイスで使用でき、バーコード、テキスト、身分証明書(ID)に加え、オブジェクトからもデータを認識して、エンドツーエンドのプロセスの自動化とインサイトをもたらします。

スキャンディットのテクノロジーはハンディターミナルと比較して最大3倍の速さでデータを正確にスキャンし、汚れや傷によって読みにくいバーコードや、光の反射や角度による悪条件下、また複数のバーコードでも正確に一括でスキャンできます。スキャンディットを活用したイノベーションにより、大幅なコスト削減、従業員の利用定着率と顧客満足度の向上を実現します。スキャンディットは製品トライアル、ソリューション設計、インテグレーションからカスタマーサクセスまで全面的にお客様をサポートします。

イオンリテール、オーケー、ハンズ、ベルク、U.S.M.H、ヤマト運輸、カルビー、Instacart、Levi’s Strauss、FedEx、DHLなど、小売、輸送・物流、ヘルスケア、製造業のマーケットリーダー企業がスキャンディットを活用しています。
詳細については、www.scandit.com/jpをご覧ください。

【本件に関する問い合わせ先】
スキャンディット広報代理
担当:神谷ひとみ
E-mail: scandit@jspin.co.jp