スキャン機能を追加したアプリでTCOを3分の1に削減。柔軟性を高めて迅速な拡張を実現

主な結果

  • 店舗チームメンバー1,500人以上にスマートデバイスを支給。
  • チームメンバーはスキャン機能を追加したオーダーピッキングアプリの操作をわずか5分で習得
  • 新型コロナウイルス感染拡大時に、オーダーピッキング/フルフィルメントを手動からデジタルシフト。

統合

地域

ニュージーランド

業界

小売り

使用事例

在庫管理、クライアンテリング、製品情報検索、棚卸し、店内ピッキング。

The Warehouseは店舗スタッフにスキャン機能付きコンシューマデバイスを支給した結果、以前に使用していた高額な専用デバイスやスマートフォンに装着するスレッドに比べて、TCO(総保有コスト)を3分の1に削減できました。同社は、コロナ禍により多くのお客様がオンラインで買い物をするなか、手動によるフルフィルメントをすぐにオンライン化できました。カメラを利用したスキャン機能により、クリック&コレクトでシームレスなカスタマエクスペリエンスを提供する一方、迅速にスケールアップ/ダウンできる柔軟性を確保し、店舗スタッフのユーザエクスペリエンスと生産性を高めています。

新型コロナウイルス感染拡大警戒レベル3および4のロックダウン時に、いきなり、わずか3日でオンライン注文が600%増加したのです。すぐに「紙とペン」による手動のオーダーピッキングから、スキャンディットのスキャン技術を統合したスマートフォンアプリに移行したところ、店内ピッキング/オンラインオーダーのフルフィルメントチームのプロセスが簡略化され、お客様のニーズに迅速に対応できるようになりました。
The Warehouse Chapter Leader-DevOps Trevor Jones氏

課題

スマートなスキャンデバイスで店舗業務に変革をもたらし、スタッフの効率性を高める

The Warehouseは、50年の歴史を誇るニュージーランド最大の小売グループ The Warehouse Groupの主力店舗です。国内に93店舗以上を構え、手ごろな価格のスポーツ用品や家電、衣料品、ホーム&ガーデン用品などを取り扱っています。

ここ数年間、同社の店舗チスタッフは支給された専用デバイスを使用して、在庫管理や商品情報、価格照合といった店舗業務を行っていました。そのうち、この専用デバイスは維持費がかかりすぎる上に、大掛かりなトレーニングを要するということが分かってきました。例えば、マルチタスク対応でないため、スタッフが作業を切り替えて、お客様に価格照合などの商品情報を提供することはできませんでした。タスクを追加する場合は別のソフトウェアプロセスとツールが必要になり、コストががさむ上、ユーザエクスペリエンスの低下を招いていました。

ニュージーランドでiPod touchが発売されると、The Warehouseは専用スキャナからこの安価なデバイスに移行し、iPodに装着するスレッドデバイスと予備バッテリを追加してスキャンできるようにしました。そしてカメラを内蔵するiPhoneおよびiPod touchにアップグレードし、スキャンディットのカメラを利用したスキャン技術を統合しました。これらのスマートデバイスにはカメラが内蔵されているため、バーコードスキャンスレッドは不要となり、コスト削減につながりました。

2020年の世界的なパンデミックでロックダウン対策が厳しさを増すなか、The Warehouseの店舗は必要不可欠なサービスとは認められず、休業を余儀なくされました。同社はすぐに安全・安心なクリック&コレクトサービスのオンラインオーダーフルフィルメントを整備することにしました。この計画は、手動による注文処理をスマートフォンのオーダーピッキングアプリに置き換えて、店舗チームが大量の注文に対応できるようにし、オンラインフルフィルメントチームとシームレスに連携しながら迅速なピッキングに対応するというものでした。

On-demand webinar

Woolworths and The Warehouse Share Their Smartphone Scanning Experiences

ソリューション

高速・高精度のモバイルスキャンアプリでオンラインオーダーフルフィルメントを効率化

商品ピッキングのスピードと精度は、オンラインのオーダーフルフィルメントと顧客満足度の要です。このためThe Warehouseは移行したスマートデバイスで、スキャンディットの超高速かつエラーのないスキャンソリューションを統合したオーダーピッキングアプリを使用して、オンライン注文の予期せぬ急増に迅速に対応しました。

The Warehouseでオペレーションを担当しているTrevor Jones氏は次のように述べています。「スマートデバイスで稼働するスキャンアプリは専用デバイスやスレッドに比べてコスト削減が実現できるだけでなく、柔軟性の高いソリューションです。在庫管理やクライエンテリング、棚卸し、オーダーピッキングといった現在の小売業務に役立つだけでなく、将来的に予想外なビジネスニーズが増えても対応できます」

さらに、店舗スタッフからの反応について「スキャンディットのテクノロジーを採用したスマートデバイスは使いやすく、研修を受けなくても簡単に使用できます。汎用性が高く、業務範囲が限定されないため、在庫チェックの途中で作業を切り替えて、来店したお客様の商品情報に関する質問にも臨機応変に対応できます。専用デバイスではできなかったことです」と言及しています。

結果

  • スキャン機能付きの注文ピッキングアプリを使用して、わずか4週間でクリック&コレクトを強化しました。
  • チームメンバーは、スキャン機能付きのスマートフォンアプリをたった5分で操作する方法を学びました。
  • 1500以上の店舗チームメンバーがiPod TouchまたはiPhoneを装備しています。

柔軟で使いやすいスマートデバイスのスキャンソリューションでTCOを削減

3年以上前からスキャンディットのお客様であるThe Warehouseは、1,500台を超えるiPod touchおよびiPhone COBO(会社所有の業務専用)デバイスにスキャンソリューションを導入しました。店舗スタッフ全員にスマートデバイスを支給しているにもかかわらず、安価なスマートデバイスに移行したことによりTCOを3分の1に削減し、さまざまなメリットを手にしています。

  • 柔軟性: 業界のダイナミクスに迅速かつ効率的に対応するために、COVID-19パンデミック中に4週間でClick&Collectの実行を拡大するなどの取り組みを行っています。チームメンバーは、Scanditを使用したスマートフォンスキャンソリューションを活用し、価格設定、在庫管理、プロモーション、Click&Collect注文記録、棚卸し、商品検索など、複数の店舗業務に対応しています。
  • ユーザーエクスペリエンス: スキャン機能付きアプリの操作方法をたった5分で学ぶことは、チームメンバーにとって本当にプラスです。スキャンの精度と速度、そして店舗の暗い場所でのスキャンにカメラのフラッシュ機能を使用するオプションが、従業員の効率を向上させました。
  • 拡張性: 需要に応じてデバイスを上下にフレキシブルにするオプションがあります。さらに、迅速にネイティブアプリをコーディングするための開発者を簡単に見つけることができます。

世界規模でオムニチャネルリテールへのシフトが進むなか、The WarehouseはScanditのスキャン技術をフロントおよびバックヤード業務のアプリへの展開を検討しています。Trevor Jones氏は次のように述べています。「ゆくゆくは、この低コストのスマートフォン型スキャナでオンラインのデジタル体験と店舗アプリの境界線をあいまいにしてお客様向けのセルフスキャンアプリを実現し、オムニチャネル体験を提供したいと考えています」