Scandit Express 4.0:バーコードとテキストがスキャン可能に。
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Christian Floerkemeier
製品担当副社長、CTO、共同創設者
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要点:Scandit Express 4.0の新機能
- マルチモーダルデータキャプチャ:バーコードだけでなく、テキストや身分証明書もスキャン可能
- すぐ使えるワークフローで特定作業を簡単に:値下げ処理、製品リコール、期限切れ薬品の検出、年齢確認など
- データを迅速・確実・適切な形式で活用する新しい方法
- 引き続き、導入も簡単なターンキー型スマートデータキャプチャアプリ
実際のビジネス成果をもたらすスマートデータキャプチャ機能を、最も簡単に導入する方法は何でしょうか。多くのお客様がScandit Expressを選んでいます。
Scandit Express搭載のスキャンに切り替えたことで、Stratixの物流従業員が配送・出荷作業を処理する時間を、従来のプロセスに比べて最終的に50%短縮することができました。
米国の高級食料品チェーンでは、Scandit Expressを導入することで8,000時間の労働時間を削減しました。エンタープライズモビリティの専門企業であるStratixは、従業員が出荷作業を従来の方法より50%速く処理できるよう支援し、総コストで30〜40%の優位性を実現しました。
場合によっては、深い統合や完全なカスタマイズが必要なこともあります。逆に、必要ない場合もあります。
そんなときに活躍するのが、Scandit Expressアプリです。
- 既存アプリの改修が難しい場合
- エンジニアリソースが限られている(あるいはほとんどない)場合
- すぐに市場投入したい場合
ターンキー型のスマートデータキャプチャアプリであるScandit Expressなら、Scandit AIエンジンのパワーを最小限の時間と投資で活用できます。
さらに、本日発表する大幅アップグレードにより、Scandit Express 4.0はこれまで以上に高性能でカスタマイズ可能になりました。
Scandit Expressは、バーコードだけでなくテキストやIDもスキャンできるようになりました。新しい組み込みワークフローにより、データをすぐに活用できるようになっています。さらに、導入もこれまで以上に簡単に—お客様のシステムに合わせて柔軟に対応できる設計です。
Scandit Express 4.0はテキストやIDもスキャン可能に
高度なバーコードスキャンは、Scanditのスマートデータキャプチャ技術スタックの一部に過ぎません。4.0のリリースにより、Scandit Expressは単なるバーコードスキャンを超え、マルチモーダルデータキャプチャアプリとして進化しました。
以前は、ScanditのIDスキャンやID Validate(偽ID検出)ソフトウェアを利用したい場合、SDKの統合が必要でした。今では、アプリをダウンロードするだけで利用できます。
- IDを1秒でスキャン
- パスポート、運転免許証、IDカードなど2,500種類以上の身分証明書からデータを抽出
- 99.9%の精度でIDを認証
- すべてのデータ処理は端末内で実施
さらに、Scandit Expressにはスマートラベルキャプチャ機能も追加されました。これにより、ラベル、製品パッケージ、車両識別番号(VIN)ステッカーのテキストとバーコードを同時にスキャンできます。
たとえば、家電製品のパッケージには、モデル番号、シリアル番号、ICCID、UPC、IMEIなど、異なる情報を持つ複数のバーコードが付いていることがあります。従来は店員が正しいコードを探してスキャンするのに時間がかかっていました。
新しい「Scan Labelsモード」を使えば、1回のタップで必要なデータだけを自動で抽出できます。Scandit Expressがテキストとバーコードを解析し、必要な情報だけを取り出します。
構築は不要:Scandit Express 4.0のすぐ使えるワークフロー
データは、行動につながるときに初めて意味を持ちます。Scandit Express 4.0には、新たに特定の作業を簡単に実行できるすぐ使えるワークフローが追加されました。既存の在庫カウントやアイテム検索モードとあわせて活用できます。
- 値下げ・クリアランス:有効期限間近の商品をARで簡単にマークダウン
- 製品リコール:有効期限やロット番号をスキャン・解析し、適切に処理
- 期限切れ薬品の検出:棚卸し時に薬の有効期限を確認
- 年齢確認:年齢とIDの真正性を検証
これらのワークフローにより、手作業を省き、ミスを削減できます。開発チームに余分な負荷をかけず、ロードマップを遅らせることなく、時間の節約とコンプライアンス向上を実現できます。

14日間の無料トライアル
Scandit Expressと既存ツールの接続がさらに簡単に
企業のITシステムは、必ずしもシンプルとは限りません。そこでScandit Express 4.0では、データを迅速かつ確実に、システムに合わせた形式で移動できる新しい方法を導入しました。
テキストフィールドへのスキャン、アプリへの直接入力、CSVエクスポートに加えて、以下の機能が追加されています。
- CSVやGoogleスプレッドシートでのカスタマイズ可能なデータ転送:手作業でのフォーマット変更を排除。システム構造に合わせてデータ形式を設定できるため、作業の摩擦を減らし、業務を加速します。
- Safari拡張機能:任意のSafariテキストフィールドにクイックアクセスのスキャンボタンを追加。ブラウザからスキャンまでワンタップで移行できます。
- デバイスペアリング:モバイル端末からラップトップやタブレット上のアプリ(例:在庫管理や倉庫管理アプリ)へ、Bluetoothまたはオンラインペアリングで直接データ転送。ケーブル不要、紙不要、接続トラブルなし。
その結果、データフローの摩擦やエラーを減らし、プロジェクト途中での統合トラブルも最小化できます。
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Scandit Express 4.0を自分で試すには
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Scandit Expressアプリは、14日間の無料トライアルにサインアップするだけで試すことができます。製品・エンジニアリングチームが、導入の簡単さと同じくらい、試すのも簡単になるよう設計しました。
数分でScandit AIエンジンを体験でき、適合性を早期に確認し、ビジネスケースを強化し、自信を持ってスピードを上げることができます。
Walmartのような大手企業から、スキャン端末が数台だけの中小企業まで、さまざまな規模の企業がScanditスマートデータキャプチャプラットフォームを活用して、リアルタイムのインサイトを得たり、業務プロセスを自動化したりしています。Scandit Express 4.0なら、彼らに続いて自社でどのような価値を生み出せるかを、これまで以上に簡単に確認できます。