スキャンディット、より速く正確な在庫カウントをスマートに実現するMatrixScan Countをリリース

| ニュース

matrixscan count retail

※本資料は2022年10月5日にスイス、チューリッヒで配信されたプレスリリースの抄訳版です。

Smart Data Captureのリーダーであるスキャンディットは、入出荷商品や在庫のスキャンと数量カウントを効率化するソリューション「MatrixScan Count(マトリックス・スキャン カウント)」のリリースを本日発表しました。Scandit Smart Data Captureプラットフォームの一部であるMatrixScan Countは、スマートデバイスを介して一度に複数の商品を正確にスキャンおよびカウントし、数量カウントにかかる時間を最大10倍高速化することができます。MatrixScan Countを活用することで、従業員の生産性を高め、ヒューマンエラーを減らし、正確な在庫情報を維持できます。

小売や物流業界の企業はさまざまな経営課題に直面しています。価格面でのプレッシャーに向き合いながらもサービス品質を高く保ち、正確なサプライチェーンを確保し、効率的で活力のある労働力を維持しなければなりません。しかし、生産性を向上することで、これらの課題の一部を軽減できます。例えば、現場の従業員による手間のかかる反復業務をテクノロジー活用して効率化することで、在庫管理や商品配送上のミスを削減し、従業員をより付加価値の高い業務に注力させることができます。

荷受や棚卸などの作業は、非常に時間がかかり、非効率的でミスが起こりやすいものです。MatrixScan Countの組み込みUIは、out-of-the-box(すぐに使える)ソリューションとして提供されるため、企業は細かな設定をせずすぐに使い始めることができます。MatrixScan Countを使用することで、数量カウント業務を最大10倍高速化できるためスタッフの業務効率を大幅に改善できます。また、AR(拡張現実)により、警告がリアルタイムにスマートデバイスの画面上に表示されるので、誤情報の入力、二重カウント、カウントスキップなどのミスを防ぎ数量カウント業務をより正確に行うことができます。

スキャンディットのCTO兼共同創設者であるChristian Floerkemeierは、次のように述べています。「正確な数量カウントは、さまざまな業界の多くのワークフローにおける重要な部分ですが、依然として煩わしい複数のプロセスや手作業が主流になっています。企業は人材の採用と維持に苦労していますが、MatrixScan Countなどのツールを導入することで、プロセスの再構築と作業の高速化を実現することができ、結果として、従業員はより優れたエクスペリエンスの中で付加価値の高い業務に専念することが可能になります。」

従業員が付加価値の高い業務に専念できる

MatrixScan Countは、作業速度と精度の向上、人の介在を削減するために開発されました。小売、物流、宅配便事業などの各業界において、数量カウントのワークフロー全体に対応し、労働力を最適化しプロセス効率の最大化を実現します。

  • 在庫情報の更新・確認機能を搭載し、正確な棚卸を可能にします。
  • 荷受予定品を含むリストと数量カウント表示を照合することで、倉庫や店舗での荷受時間を短縮します。
  • ドライバーによる配達荷物の積み下ろし時の確認とカウント作業の効率を最大化します。

すぐに使えるUIカスタマイズ機能によりユーザーに適したUXを提供

MatrixScan Countは、従業員の使い勝手を重視し設計されているため、快適かつ迅速に数量をカウントすることができます。これは、生産性の向上と作業環境の改善につながります。事前設定されたユーザーインターフェイスにより、左利きモード、ストラップモード、横向きスキャンモードなど、ユーザーの好みに応じたカスタマイズが可能です。MatrixScan Countは、実際の環境条件を想定し設計されており、一度に多くの商品をキャプチャできるように遠距離からでもスキャン可能な性能を備えています。これは、特に大量の商品を扱う際に有効です。

MatrixScan Countは現在iOSおよび一部のAndroidデバイスで利用可能です。また、MatrixScan技術を活用しているため、複数のバーコードを同時に検出、追跡、デコードすることができます。

関連資料

MatrixScan Count製品ページ
MatrixScanビデオ
Scandit Matrix Scan

スキャンディットについて:

スキャンディットはSmart Data Capture領域におけるリーダーであり、「比類のないスピード、正確性そしてインテリジェンスですべてのビジネスパーソンとコンシューマにSuperpower(超越した力)」を提供します。Scandit Smart Data Captureプラットフォームはスマートフォン、ドローン、デジタルアイウェア、ロボットなどのスマートデバイスで使用でき、バーコード、テキスト、身分証明書(ID)に加え、オブジェクトからもデータを認識して、エンドツーエンドのプロセスの自動化とインサイトをもたらします。

スキャンディットのテクノロジーはハンディターミナルと比較して最大3倍の速さでデータを正確にスキャンし、汚れや傷によって読みにくいバーコードや、光の反射や角度による悪条件下、また複数のバーコードでも正確にスキャンできます。スキャンディットを活用したイノベーションにより、大幅なコスト削減、従業員の利用定着率と顧客満足度の向上を実現します。スキャンディットは製品トライアル、ソリューション設計、インテグレーションからカスタマーサクセスまで全面的にお客様をサポートします。

イオンリテール、オーケー、東急ハンズ、U.S.M.H、ヤマト運輸、カルビー、Instacart、Levi’s Strauss、FedEx、NHS(英国国民保険サービス)など、小売、輸送・物流、ヘルスケア、製造業のマーケットリーダー企業がスキャンディットを活用しています。
詳細については、www.scandit.com/jpをご覧ください。