Smart Label Capture製品概要

製品概要

Smart Label Captureは、複雑なラベルに含まれるバーコードや印字テキストデータを、1回のスキャンで抽出するAIを活用したソリューションです。

小売、出荷、物流、ラストマイル配送など、多くの現場で使用されるラベルには、いくつものバーコードや異なる形式のテキストが含まれています。

Smart Label Captureの自動データ抽出機能は、ラベル上のすべての要素を認識・取得し、手入力不要のシングルスキャンワークフローを実現します。

高度な画像キャプチャ機能とAI解析により、要素を一つずつ入力する場合と比べて最大7倍の速度でアプリで必要となる情報を抽出できます。

これにより、データ精度が向上し、人為的ミスを排除できます。

対応デバイス

iOSおよびAndroidデバイス。

サポートされるラベル要素

Smart Label Captureは、主要なすべてのバーコードシンボル体系とASCIIテキストを同時に取得できます。

これらの要素を含むラベルについては、任意の組み合わせ、任意の位置、任意の数のバーコードおよびテキストフィールドをスキャンするよう設定できます。

開発者は、事前定義ラベルやアプリケーション固有のカスタムラベルを使用して対応方法を設定します。

小売商品の価格確認や車両識別番号(VIN)の照会など、一般的なスキャンシナリオですぐに利用できるラベルが事前に定義されています。

Pre-built field

Typical applications

Barcodes

Serial number

Appliances, electronics

Part number

Inventory management, manufacturing

IMEI 1

Mobile phones, smart devices

IMEI 2

Mobile phones, smart devices

Price and weight

Unit price

Grocery, retail

Total price

Grocery, retail

Weight

Grocery, retail, logistics, shipping

Dates

Packing date

Food and beverage

Expiry date

Food and beverage, pharmaceuticals

一般的なワークフロー

Smart Label Captureでは、事前定義ラベルおよびカスタマイズ可能なラベルを定義して、あらゆるユースケースに幅広く対応できます。

例:

  • 店舗内ピッキング - 作業者がオンライン注文に対応するときに、テキストフィールドから単価、重量、有効期限を迅速に取得できます。
  • モバイルPOS(mPOS)および電子機器の在庫管理 - 店舗スタッフは、電子機器の会計処理や在庫更新を行うときに、テキスト(製品価格、種類)およびバーコード(IMEI番号、シリアル番号)を読み取ることができます。
  • 値下げとクリアランス - 従業員は有効期限を確認し、期限が近い食品を値下げしたり、期限切れ商品の販売を防止したりできます。
  • 製品リコール管理 - 従業員は、バッチ番号と有効期限を取得し、リコール対応を確実に実施し、監査証跡を作成できます。
  • 入荷および出荷 - 倉庫作業者はバッチ番号や有効期限を取得し、製品のトレーサビリティを確保し、規制を遵守できます。
  • 価格設定およびプロモーション - 店舗スタッフは、棚ラベルからバーコードと価格を取得し、正確な情報が顧客に表示されていることを確認できます。
  • VINスキャン - レンタカーショップなどで、担当者はVIN番号(バーコードまたはテキスト)をスキャンして車両情報を照会できます。

ラベルデータの自動抽出の仕組み

Smart Label Captureは、高度な画像処理技術、光学文字認識(OCR)、AIを組み合わせ、さまざまな形式、構成、媒体(印刷ラベルや電子棚札など)のラベルデータを抽出して解析します。

また、Smart Label Captureはバーコードやテキストの構造(常に15桁の10進数で構成されるIMEIなど)や、バーコードシンボル体系のエンコード方式、フィールドの相対位置、「賞味期限」が消費期限の近くにあるなど近接する要素の文脈を理解します。

このプロセスはマルチモーダル・データキャプチャと呼ばれ、次の3つのステップで構成されます。

  1. ラベルデータの自動抽出:デバイスのカメラでユーザーがラベルを読み取る際に、すべてのラベル要素を識別してデコードします。
  2. バーコードとテキストの関連付け:コンテキストや選択したラベル定義に基づいて、各ラベル要素の意味を解釈し、適切なデータを抽出します。例えば、複数のバーコード形式やテキストを含む電子機器製品をスキャンする場合、各種のアルゴリズムが連携して、製品SKU、IMEI番号、価格に対応する要素を特定します。
  3. データ入力:抽出された情報はアプリケーションで利用可能になります。必要なデータのみが送信されるため、重複や不要な情報に煩わされることはありません。正確なラベルデータを瞬時に取得できるため、アプリはさまざまな業務システムのリアルタイム更新をサポートできます。
  4. Smart Label Captureは、在庫更新、ビジネス分析、ユーザー画面への実用的な洞察の即時表示にも対応し、データ主導の意思決定を推進します。

パフォーマンス

Smart Label Captureは、複雑なデータを手動で入力する場合と比較として、最大7倍作業を高速化します。

130万ドル

Smart Label Captureをご利用のお客様の一例では、年間最大130万ドルの売上損失を回避し、過少請求・過剰請求の防止によって3万人以上の顧客不満を未然に防止。さらに、従業員の作業時間を年間500時間以上削減しました。

一般的なコスト削減の内訳は以下の通りです。

  • データの自動抽出が、スキャンワークフローにおいて時間のかかる「探して読み取る」工程を排除します。
  • バーコードとテキストの関連付けが、パッケージ上の異なるラベル要素を探し出して解釈するために必要な時間と認知的負荷を削減します。
  • 自動データ入力が、複数のアプリケーションフィールドを探して入力する手間を不要にします。

これらを組み合わせることで、スキャンモス、入力ミス、反復的なデータ入力作業に伴う入力漏れを排除できます。

今すぐスキャンを開始

1回のスキャンで、すべてのラベルデータをキャプチャー

無料トライアル 資料請求

ユーザーインターフェース(UI)の概要

Smart Label Captureは、あらゆるユーザーインターフェースに対応します。

ユースケースに応じて、スキャンしたラベルをシンプルな配色で強調表示することも、複数ステップの操作を案内するコンテキスト対応のARオーバーレイを表示することも可能です。

セキュリティとプライバシー

すべてのスキャンディット製品は、セキュリティバイデザインの原則に従っています。つまり、データの所有権はユーザーにあり、ユーザーの許可がない限り収集されることはありません。スキャンディットは、ISO 27001認証を取得しています。

  • GDPRやCCPAなど、適用されるデータプライバシー法やビジネス規制に準拠しています。
  • すべてのデータ処理はデバイス上で行われます。
  • バーコードのデコードのために取得された画像は、スキャンが完了した後はデバイスに保存されません。
  • AIモデルが画像データやユーザーの行動をもとにトレーニングされることもありません。すべてのユーザーデータはデバイス上で処理され、スキャンディットのクラウドサービスへ情報が送信されることはありません。
  • スキャンディットのソリューションが、デバイスに保存されている個人特情報(氏名、電話番号、メールアドレス、デバイスIDなどのPII)を処理・送信することは一切ありません。
  • すべての通信は暗号化されます。
  • ネットワークへの接続や、IT システムへのアクセスは不要です。
  • デバイスは、スキャンディットのソリューションが利用されているデバイス数を把握するために、スキャンディットのサーバーに登録されます。

統合ガイド

Smart Label Captureをアプリケーションに統合する方法は2つあります。

  • Scandit Expressラベルデータを抽出し、既存のアプリやWebサイトの適切なフィールドに入力します。改修できない既存のアプリでもデータ入力を補助できます。
  • Scandit Data Capture SDKiOS/AndroidのネイティブアプリやWebアプリ向けに、詳細にカスタマイズされたラベルスキャン体験を構築できます。Smart Label Captureは、iOSネイティブ、Androidネイティブ、Flutter、React Native、JavaScriptなど、ほぼすべての開発フレームワークおよびプログラミング言語に対応しています。

詳細については、開発者向けドキュメントを参照してください。

Smart Label Captureを今すぐ始める

Scandit Express

Scandit Expressの14日間無料トライアルに登録するだけで、最小限のコーディングでSmart Label Captureを統合できます。

登録すると、パスワード設定手順が記載されたメールが届きます。

その後、手順に従ってSmart Label Captureを設定してください。

Scandit Data Capture SDK

  1. ssl.scandit.comで無料のテストアカウントに登録します。
  2. 次に、Smart Label Captureの「Get Started(利用開始)」ドキュメントに従って設定します。上部メニューのセレクターから使用するフレームワークを選択してください。

今日からスキャンを始めましょう

1回のスキャンで、必要なラベルデータをすべて取得できます。

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大規模企業におけるスキャンディットの導入実績

世界中で2,100社以上の大規模企業がスキャンディットを信頼し、1億5,000万台以上のアクティブなモバイルデバイスで、年間数百億回のスキャンを行っています。

スキャンディットのエンタープライズ向けサクセスチームは、評価段階から日々の運用に至るまでお客様と連携し、Smart Label Captureをはじめとする各種スキャンディット製品の選定・設定・導入を成功へと導きます。

すべての導入プロジェクトにおいて、トライアル、ソリューション設計、統合支援、カスタマーサクセスサポートを提供しています。

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